アレルギーライフ展 in いちかわとは

開催への思い

患者会で出会った20代前半の女の子がこう言いました。

私は子供なんか生まない。
結婚もしない。
恋愛なんかしない、彼氏はいらない。

それだけ
アトピー症状は辛い、
アトピーでいる自分がイヤ。
人と関わりたくない。
家族を持つ未来が不安…

ということなのです。

20代人口が約1400万人とすると20 歳代のアトピー患者は10.2%。
(参考データ: 日本皮膚科学会・日本アレルギー学会編「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2021」)
およそ140万人の若者が、アトピーがあるがゆえに自身の将来に希望が持てずにいます。

前述の彼女も、本来の姿は明るく元気で、やる気にみなぎっていて明るい未来を描いているはず。
医薬品などの開発は進むものの、アレルギー疾患者は年々増加の一途を辿り、社会の大きな課題となっているのではないでしょうか。

一方で、アレルギー発症の要因は身の回りの環境によるところが大きいものとして、
様々なメーカー企業や団体が調査研究をし、環境・健康関連の商品開発をしたりサービスの提供をするようになりました。                                     そのおかげでこれまで無理だと思っていたこと、不便と感じていたことが少なくなって、アレルギーの悩みを抱えている方々がワンランク上の日常が送れるようにもなりました。

アレルギーに対する関心と理解が社会に広まることは、アレルギーを持つ方々にとっては暮らしやすい環境となり、
そして今、直接的にアレルギー症状がない方にとっても安心安全な未来をつくることにつながります。

アレルギーライフ展inいちかわが、増え続けるアレルギー問題を社会全体で考えるきっかけとなることを願っています。

開催概要

名称 アレルギーライフ展 2025
開催日時 2025年11月8日(土)10:00~18:00
会場 ニッケコルトンプラザ内コルトンホール
千葉県市川市鬼高1-1-1
入場料 無料
来場対象者 アレルギーに関心のある方
出展社数 一般メーカー企業:20社
活動団体及び地元業者:10社
来場者数見込み 1500人(2024年実績1300名)
主な内容
  1. アレルギー配慮事業者による出展: 対応商品の展示・試食・お試し体験・試供品配布など
  2. 来場者向け啓発企画: アレルギーに関するセミナー、体験会、交流会の実施
  3. 防災啓発ブース: 市川市危機管理室による「アレルギーと防災」をテーマにした展示(備蓄品紹介、テント組立体験など)
  4. 大学との連携企画: 大学研究の為の食物アレルギー児へのアンケート・座談会の実施
  5. 相談・資料提供コーナー: 千葉県アレルギー相談窓口の案内、関連書籍の展示など
主催 アレルギーライフ展実行委員会
共催 一般社団法人アレルギーらいふ協会
一般社団法人 日本環境保健機構
一般社団法人 環境アレルギーアドバイザー支援ネットワーク
後援 市川市
千葉県
国連NGO JACE
千葉テレビ放送株式会社
一般社団法人 日本室内空気保健協会
一般社団法人 寝室環境衛生管理協会
一般社団法人 インクルーシブコミュニティ協会
株式会社タビマップ

開催団体

一般社団法人 アレルギーらいふ協会

2016年にアトピーの患者会を中心に発足。情報交換をはじめ、アトピーならではの感情を共有すること、自分たちの置かれている状況を周りの方に知ってもらうことにより、QOLの向上を目指すことを目的としている。

一般社団法人 日本環境保健機構

一般社団法人日本環境保健機構は、アレルギーやシックハウス症候群、化学物質過敏症などの環境由来の健康問題について調査研究を行い、この問題に関する専門家の育成及び資格認定制度を確立し、さらに正しい知識や情報の供給を広く行い、国民が安全な環境や生活を得るために寄与することを目的にした団体。
過去のアレルギーイベントの様子

一般社団法人 環境アレルギーアドバイザー支援ネットワーク

一般社団法人日本環境保健機構が実施する『環境アレルギーアドバイザー検定試験』に合格し、環境由来のアレルギーについての知識を有する環境アレルギーアドバイザー資格取得者によるグループ。アレルギー疾患者と社会の橋渡しを行う。

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